知らない闇に揉まれて

 ぐちゃぐちゃに壊れていく私を見ててね


 細い足首の愚かさを

 信じきれない弱さを

 薄い硝子に映して笑ってね


 もし私がいきなり消えたら

 そんな病んだ思考ばかり注いでる

 私の闇色のカップ

 白いレースの縁取り消えそう


 その手首が欲しいの


 染み付いたインクのネイビー


 臆病にカーテンの影に隠れた

 きちんと指先は隠さずに

 早く見つけて

 はやくみつけて

 そうやって紡ぎながら


 Qui est-ce qui ce poignee revenir?